RHEL5のXenを使ってみる。(3)

サービス用のネットワークと、管理用のネットワークを分ける為に、ドメインUにeth1を追加する。
追加・・・と言っても、物理的なNICは2枚あり、ドメイン0ではeth0とeth1が見えているのに、ドメインUはeth0しかないので、eth1用のブリッジを新規作成するだけなんだけど。


RHELのGUIの機能で楽な操作方法があるのかもしれないけど、今回は下記の方法を試してみた。
まず、「/etc/xen/scripts/network-bridge」を「network-bridge.xen」にリネームする。
その後、新規に「network-bridge」を下記の内容で作成する。
#!/bin/sh
# Exit if anything goes wrong.
set -e
# First arg is the operation.
OP=$1
shift
script=/etc/xen/scripts/network-bridge.xen
case ${OP} in
start)
$script start vifnum=0 bridge=xenbr0 netdev=eth0
$script start vifnum=1 bridge=xenbr1 netdev=eth1
;;
stop)
$script stop vifnum=0 bridge=xenbr0 netdev=eth0
$script stop vifnum=1 bridge=xenbr1 netdev=eth1
;;
status)
$script status vifnum=0 bridge=xenbr0 netdev=eth0
$script status vifnum=1 bridge=xenbr1 netdev=eth1
;;
*)
echo ‘Unknown command: ‘ ${OP}
echo ‘Valid commands are: start, stop, status’
exit 1
esac
こうすることによって、ネットワークデバイスを複数割り当てられるらしい。
作成後、パーミッションを700に変更する。
次に、ドメインUの設定ファイル内のvifの項目を以下のように変更する。
※00:16:3E:はxensorceが取得している仮想用のMACアドレス帯。
vif = [ ‘mac=00:16:3e:xx:xx:xx, bridge=xenbr0’,’mac=00:16:3e:00:00:0c, bridge=xenbr1′ ]
設定が終わったら、ドメインUを再起動する。
再起動後、ドメインUの設定で、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1ファイルを新規作成し、普通にネットワーク設定を追加する。
その際の「HWADDR」情報は、先のvif項目で指定した値と同じにする。
# Xen Virtual Ethernet eth1
DEVICE=eth1
HWADDR=00:16:3E:00:00:0C
BOOTPROTO=dhcp
TYPE=Ethernet
ONBOOT=yes
ドメインUのネットワークを再起動し、管理用のネットワークに接続できれば成功。

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