RDS for SQL Serverのフルバック機能を検証する

先日、AWSのRDS for SQLServerのフルバックアップがS3のバケット上に置けるようになったので、触ってみる。
現時点ではトランザクションログバックアップが出来ないが、S3を使うことによりオンプレ環境から取得したフルバックアップのリストアや、解析用にフルバックアップを別サーバーにリストアするなど、
利用用途が増える。

参考:
Amazon RDS for SQL Server – Amazon S3 でネイティブバックアップと復元をサポート
Importing and Exporting SQL Server Databases

事前準備:
リンク先に記載の通り、S3のバケット作成とIAMロールの作成を行う。
S3のバケット作成とIAMロールの作成は、RDSのオプショングループの作成画面からも行える。
ちなみに、default:sqlserver-xx グループには、オプションを追加することが出来ないので新規でオプショングループを準備する。

rds_s3_1

rds_s3_2

作成したオプショングループをインスタンスに割り当て、インスタンスの再起動を行うとRDS for SQLServerからS3へのアクセスが可能になる。

S3操作:
S3への操作は、AWSが準備したストアドプロシージャを実行する。

【フルバックアップ取得】

exec msdb.dbo.rds_backup_database
@source_db_name='DBスキーマ名',
@s3_arn_to_backup_to='arn:aws:s3:::S3バケット名/ファイル名.bk',
@overwrite_S3_backup_file=1;

【DBリストア】

exec msdb.dbo.rds_restore_database
@restore_db_name='DBスキーマ名',
@s3_arn_to_restore_from='arn:aws:s3:::S3バケット名/ファイル名.bk';

【タスク状態確認】

exec msdb.dbo.rds_task_status @db_name='DBスキーマ名'

RDS for SQLServerではメンテナンスプランが使えない為、以下のような処理をエージェントジョブで回すとフルバックアップ取得の代わりになる。
※保持期間を過ぎたバックアップファイルの削除を、lambdaなりAWSCLIなりで行う事。

USE msdb

declare @Backet nvarchar(20)
declare @DATE nvarchar(10)
declare @DBNAME nvarchar(30)
declare @BackupFile nvarchar(50)

SET @Backet = 's3バケット名'
SET @DATE = (SELECT CONVERT(date, getdate()))

--データベース一覧を取得(master(ID=1),tempdb(ID=2),model(ID=3),msdb(ID=4) 以上)
DECLARE C1_DBNAME CURSOR FOR
SELECT NAME FROM SYS.DATABASES WHERE DATABASE_ID > '5'

OPEN C1_DBNAME

FETCH NEXT FROM C1_DBNAME INTO @DBNAME

WHILE (@@FETCH_STATUS = 0)

BEGIN

SET @BackupFile = N'arn:aws:s3:::' + @Backet + '/' + @DBNAME + '_' + @DATE + '.bak'

IF @BackupFile IS NOT NULL
exec msdb.dbo.rds_backup_database
@source_db_name = @DBNAME,
@s3_arn_to_backup_to = @BackupFile,
@overwrite_S3_backup_file = 1;

FETCH NEXT FROM C1_DBNAME INTO @DBNAME
END

CLOSE C1_DBNAME
DEALLOCATE C1_DBNAME

GO

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